今も、大好き。
最初は、絵を描くときに黄色をよく使っていたと思う。
でもあるとき気がついたんだろう。
白い画用紙に、黄色の絵の具を塗っても、黄色のクレヨンで描いても、あまり映えないということ。
幼稚園で美術教室に通うようになると、それほど黄色い絵はなかったと思う。
私は、どうして画用紙は白なんだろうと思った。
画用紙が白いのが悪いんだと。
でも、例えば白いホームページに黄色い文字やデザイン。
そんなデザインがあったとしてもまあまあよいんじゃないか。
例えば白いバックに黄色い洋服、それもなかなか映えるだろう。
つまり、画用紙と黄色い絵の具を似た色に反射してしまう光の法則が悪いのだろうか。
何を恨んだらいいのかわからないのだけど、世界の法則は理不尽で、色に対して不公平だ。
黄色が、使えない。
黄色に、光を。
長男がどう思っていたか知らないけど、
ずっと黄色が好きだった彼を見て、私はそんなふうに思っていた。
長男と美術教室の関係は、以前書いた。
小学校に入って最初の絵は、アクリル画だった。
2日くらいに分けて描いた
なんとまあ黄色!(右下は名前を隠しました)
アクリル絵の具は油絵のようにどんどん重ねて描けるから、ちゃんと色が出るのだそう。
夕焼けの海。波も、跳ねているイルカも、水しぶきも、全部夕焼け色。
太陽と光は、ずっと前に展覧会のときにねだられて買った金色を使った。
何だか本当に感動して、いろいろなものに感謝をしました。
世界の法則を恨んだりしてごめんなさい。