2015年4月25日土曜日

ゲームのメリットってある?

ほとんどの趣味に「楽しい」以外のメリットがあると思う。
でも、ゲームのメリットっていくら考えても見つからなくて、子どもに与えることにすごく抵抗がある。

で、ゲームの人に聞いてみた。
その方は、もともとインターネット業界にいて、ゲーム業界に移って、昔からゲームが好き、というYさん。 
ちなみに、人として大変に素敵な方。

「ゲームから得たものはたくさんある。僕にとっては小説や映画と同じで、世界観やストーリーに感動したり、涙したりするもの。小説や映画は完全に受身だから主人公の行動が気に食わなくても何もできないけど、ゲームならシナリオがあるとはいえ自分で行動するから納得感があり、没入感がすごい。あとは友だちと一緒に楽しんだことがとてもいい思い出になっている」

だけどもちろん他の遊びもする。

私は子どもにゲームを与えた途端、ゲームしかしなくなるんじゃないかという不安にかられてしまうんだけど、
ゲームはゲームであり、一つの遊びに過ぎないんだということなのかな。

でも制限はやはり必要だと言っていた。
それはゲームに限らず、自分の子どもには、あらゆるメディアっぽいもの(テレビや漫画やYouTubeなどなど)は等しく制限するつもりだと。
私はどうだろう。何時間も小説を読んでいても止めないんじゃないかと思うけど。

話を聞いてもやっぱりゲームを与えたくないって依然として思うのは、
子どもって意外と時間がないから。
保育園や学童から帰ってきたら、19時ごろ。ご飯とお風呂と寝る準備を2-3時間で済ませなくてはならず、フリータイムは30分から1時間くらいしかない。
その間に「30分までね」と決めたテレビとゲームが入ってしまったら、もう他に何もできない。
ゲームやテレビがなかったら、自分で工夫してブロックやカードゲームやお絵描きで遊ぶかもしれないのに。

毎日何も考えずゲームとテレビの子と、
毎日「今日は何しよう」と考えて(たぶんつまらない日もあるけど)いろいろやってる子だったら、
やっぱり後者になってほしい。
「今日は何しよう」の中に、たまにゲームが入ってくるくらいならいいのにね。でも楽しすぎてそうはいかないんじゃないかな。

まあでも、こういうことも子どもとしっかり話しながら決めていければいいのかもね。

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