2015年8月20日木曜日

気持ちを客観的に捉える

長男が群馬のばぁばの家に5泊したと思ったら、自宅に一泊だけして翌日から都内のおばあちゃん家へ2泊。今日帰ってきた。

帰ってくるなりテンション高く、大声を出しながら風船で遊んでいる。
おばあちゃんが帰って少し落ち着いて、ご飯にしようと言ったら「ぼく、食べたくない!」という。
どうして? お腹空いているでしょ? と言っても
「だって、おいしくないから。もっとおいしいもの作ってよ!」と言う。
おかずを見てもいないのに。

怒るか、諭すか、迷いつつも、まあ怒らない程度にいろいろ言ったけれど、だめ。
「もっとおいしいもの食べたいの」と言って手に負えない。
ごはんをひとくちだけ食べて「ごちそうさま」と言う。いつもご飯は食べるのに。
作ったご飯を「おいしくない」という理由でまるっと残されて泣きたくなったけれど、もう慣れたっていうか。

夏休みになってから毎日やっているお風呂掃除も「やらない」という。
たまりかねてママがやっちゃうね、と言うと「やっぱりやる」と渋々やりはじめた。

お風呂掃除をしてお湯張りのスイッチを押してリビングに戻ってくると
「たぶん僕、怒ってるんだと思う」
という。
その大人びた言葉にびっくりしながらもどうしたの? と聞くと
「電車でね、眠かったんだけど、寝ようかなーと思ったら『次は、○○駅~』って、着いちゃったの」と。何か恥ずかしそうに、時折ニヤニヤしながら話す。
眠いときに起こされると頭に来るよね。何回も経験ある。

その時に頭に来たんだけど、帰ってきて遊んでいるうちに気が紛れて、でもふと落ち着いたら沈んだ気持ちが戻ってきた、ってことみたいだ。
私にもそういう経験あるから、わかる。

それにしても、自分の怒りを客観的に捉えられるんだね。
前にもそういうことあった。




私は思春期にそういうもやもや(気分の変動)に苦しんで、ああそういうことか、って大人になってからようやくわかったような覚えがある。
わかっていない大人も、いくらでもいる。

自分の気持ちも含め、いろんなことをよくよく考えながら育ってほしいものです。