2016年5月25日水曜日

長男らしい、初めてのアクリル画

言葉がままならない頃から、黄色が大好きだった長男。
今も、大好き。

最初は、絵を描くときに黄色をよく使っていたと思う。
でもあるとき気がついたんだろう。
白い画用紙に、黄色の絵の具を塗っても、黄色のクレヨンで描いても、あまり映えないということ。
幼稚園で美術教室に通うようになると、それほど黄色い絵はなかったと思う。

私は、どうして画用紙は白なんだろうと思った。
画用紙が白いのが悪いんだと。

でも、例えば白いホームページに黄色い文字やデザイン。
そんなデザインがあったとしてもまあまあよいんじゃないか。
例えば白いバックに黄色い洋服、それもなかなか映えるだろう。
つまり、画用紙と黄色い絵の具を似た色に反射してしまう光の法則が悪いのだろうか。
何を恨んだらいいのかわからないのだけど、世界の法則は理不尽で、色に対して不公平だ。

黄色が、使えない。
黄色に、光を。

長男がどう思っていたか知らないけど、
ずっと黄色が好きだった彼を見て、私はそんなふうに思っていた。

長男と美術教室の関係は、以前書いた。

小学校に入って最初の絵は、アクリル画だった。
2日くらいに分けて描いた


なんとまあ黄色!(右下は名前を隠しました)

アクリル絵の具は油絵のようにどんどん重ねて描けるから、ちゃんと色が出るのだそう。
夕焼けの海。波も、跳ねているイルカも、水しぶきも、全部夕焼け色。
太陽と光は、ずっと前に展覧会のときにねだられて買った金色を使った。

何だか本当に感動して、いろいろなものに感謝をしました。
世界の法則を恨んだりしてごめんなさい。

2016年5月13日金曜日

2人を産んでよかったなって思うとき

兄弟はよくケンカをする。
次男がイヤイヤ期、もといやりたい期真っ盛りなので、やりたいことは全てやりたい。やりたいこと以外やりたくない。やろうとしたことはすべてやりたいことになりやらないではいられない。という状況なので、それを阻害されるとすべてぎゃあぎゃあと騒ぐ。
長男はよく我慢している。でも時々キレてたたいちゃったりする。

毎日何度もギャアギャア言っている。本当に普通に耳をふさいでご飯を食べる。

でも、そんな中でも、いいなあって思うのが、2人が(親なしで)仲良く遊んでいるとき。


長男が次男のために何かしら説明していたりして、次男はそれを興味深そうに尊敬の念で見ていて、お互いがお互いを思っているのと、楽しさが同居している。

次男は長男のやることを真似ばかりして、同じようにやろうとしておもちゃを取ろうとしてケンカになるんだけれども。真似だけしている分には可愛い。


「ママはあなたたちが仲良くしてくれているととっても幸せなんだよ。大変な思いして2人産んで良かったよ!」って、今朝言った。


自分のやりたいことがたくさんあって、でもお互いのことが大好きで、それがぴったり合った時ってすごくいい。(時間は長続きしないけどね)

今日帰ってきた後も「あなたたちが仲良くしてくれているのが一番幸せ」と言ったら、長男が次男を楽しませようといろいろやってくれていた。彼は本当に優しい。

うまく言えないんだけど、ママを必要とせずに2人で遊んでいるのを見ると、こうして育ってくれればきっと自律していくんだろうなって思う。ママは後ろからサポートをしていくだけで、自分たちだけで育つんだよ、って言ってあげたい感じ。


明日も仲良くできますように。