2010年2月15日月曜日

早起きとその成果(生後122日)

 夕方から夜にかけて、仕事しようにも進まないことが多い。
 昼は実母とお義母さんが来てくれていることがほとんどなのだけど、先々週あたり、私が出かけていることが多かった。そうなると当然デスクワークは帰ってきてからやるわけで、ひとりおーちゃんを見ながら、ってことになる。
 おりこうに寝ていてくれることもあるのだけど、ぐずってしまうことも。ぐずってなくても起きて楽しそうにしているときはせっかくだから遊んであげたいと思うし、泣いてるときだけ抱っこするんじゃあまりにも、ねえ。
 うちの会社の社長は常々「朝は4時か5時に起きて仕事を始めろ」と言っている人だった。言っても誰もやらないので最近は言っていなかったようだけど、本人はずっと続けていて、誰も真似ができないほどの仕事量をこなしている。
 先日仕事のリサーチが目的で本屋に行ったときのこと。「朝4時起きで~」みたいな本のタイトルが目に付いた。そういうたぐいの本は買ったことがあって、そのときは実践に至らなかった。立ち読みしてみると、女性が書いた本でかなりやる気を上げてくれそう。早起きがいいことはわかっている。だからあとは実践できるほど誰かに説得してほしいだけなのだ。それが身近なひとだとうがった目で見てしまったり、人にコントロールされているみたいでちょっと悔しかったり、そういうことなのかもしれない。
 で、読んだ。狙い通りやる気出た。次の日から(かな?)5時起き実践。5時半になることもあるし、6時になることもあるけど、今まで9時くらいに起きていたことを思えば格段の進歩。金~日の3日間続けただけで、仕事のはかどりが半端ない。子どもがいないときに早起きをしてもそれほど変わらなかったかもしれない。子どもがいると、日中から夜にかけてはなかなか時間がとれないので、寝ている(もしくは起きてもとても機嫌がよい)朝は茂木先生提唱のゴールデンタイムに拍車をかけたようなもの。
 社長にそのことを報告すると「だから前からずっと言ってるじゃん」と言われた。そりゃそうだ。
 思うに、私が本当に本気になったということなのではないだろうか。今までも本気で生きてきたつもりだったけど、もっともっと本気出せるんだってことがわかった。

 早起きで一番変わったのはきっと、「時間が有限だ」ってことを実感したこと。言葉で言うと何ともないんだけどね。朝は9時くらいまで有意義に過ごせる時間。5時に起きても4時間程度。それはもう動かせないし、ほぼ邪魔は入らない。5時に起きるためには夜は23時くらいには寝なくちゃいけないわけで、そうすると夜9時頃に「そろそろ寝ること考えないと」ということになる。朝はもちろん、夜の時間の限度も意識せざるを得ないわけ。遅く寝て遅く起きても時間がシフトするだけで同じじゃんって思ってしまいそうなんだけど、そうでもないんだな。
 私は朝何時に起きてもいいので、いままではだいたい夜中2時頃寝て、朝8時とか9時に起きていた。夜仕事があって2時に寝られなければ平気で伸ばすし、朝方まで仕事することもある。朝起きてすぐ仕事することはなく、起きたらおーちゃんのお風呂(夫が入れるけどその手伝い)とか授乳もあり、なんだかだらだらと過ごしてしまう。「そろそろやらなきゃ」で仕事を始める。だから仕事量が少ないときには着手も遅れる。昼から時間があっても「夕方でいいか」という感じ。だから結局夜までかかる。作業時間の見積が甘ければもっと遅くなる。つまり、時間が有限だとわかっていないわけだ。寝る時間を削れば夜は延ばせると思っている。それが朝に食い込んでいることは頭でわかっているけど、実感していない。

 とまあそんな感じで、「早起き、はじめました」。いよいよ。たったこれだけで私の今後の人生結構安泰かも! って思えるほどすごい効果。世の「お母さん」って、こういうことを言われなくてもやっていて、時間のなさをちゃんと体感しているのだと思ったよ。
 続けないとね。

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